今回のテーマは『ウッドショック』
みなさまこんにちは。今回は巷で騒がれている【ウッドショック】
について簡潔に説明させていただきます。
ものすごく端的に説明すると
アメリカの住宅需要がコロナ・低金利等複合的な要因により急増し
米松(主にカナダ産)がアメリカで消費され日本を含む全世界に
供給される絶対数が減ってしまい、需要と供給のバランスが崩れ
価格が高騰しているという感じです。
今年3月と比べると3割~5割木材の価格が高騰してる状況です。
ウッドショックによって起こる現象として現在契約を済ませている方は
高い金額で施工主が木材を調達しようとしても、供給がなされず
工事期間が延びるというリスクが考えられます。
もちろん各社契約済みのお客さまの建築期間が延長されないよう
海外からの木材が入らないなら国産へと仕入れ先をシフトして対応しよう
と考えてるのですが、これも各社が同じ対応をするため国産木材も
供給不足に陥っている有様です((+_+))
どの会社さまも、お施主様にご迷惑をかけないようあの手この手を使い
引渡し期日が伸びないよう日々努力をしているのですが、この状況が
今後数カ月も続くようなら本当に引渡し期日が伸びてしまう可能性がります。
ここ1.2カ月で木材供給が正常に戻ればきっと各社しのげるくらいの
努力をしているとは思うのですがこれ以上はどうしようもならない状況
になるかもしれません(*_*;
今後の行方と現状契約をご検討の方には‥‥‥
現在建築の契約をご検討している方はできるだけ早く契約をすることを
お勧めします。もちろん契約を煽ったり急かしたりしている訳ではありません。
施工店は契約をいただいてから木材を調達することが基本です。
ウッドショック以外にも近年設備や建材も値上がりをしていて
少しでも早く調達した方が価格を抑えることができるのが現状です。
少し時間が経てば木材、設備、建材の価格が下がるというのであれば
十分検討時間を持っていただいて良いのですが、近年の流れから
考えた場合、金額が上がる可能性の方が格段に高いため煽りではなく
契約は早めが良いと結論付けました。
弊社のお施主様の工期が遅れないよう出来る限りの全ての力を注ぎこみ
ご納得の行く引渡し期日を守ろうと思います。