『ウッドショック』はいつ納まるのだろうか?
みなさまこんにちは(^^)/
今回はウッドショックの収束に関して記載していこうと思います。
あくまで私個人の見解ですので、
ここに記載する情報は一つの意見として聞く程度で考えて下さい・
それではそもそもウッドショックとは何ぞやと言う方のために以前投稿した
ウッドショックの記事を見ていただければ少しは内容が分かると思いますので
下部にウッドショック記事のリンクを貼っておきます。
ウッドショックという言葉が頻繁に聞かれるようになったのは今年の3月頃からです。
※ウッドショックは、主に木造住宅に使用される柱や梁用の木材の供給が逼迫することで起こった「木材価格の高騰・急騰」を示す言葉である。
ウッドショックの主な要因
① 木材の価格高騰
② コンテナ不足による輸送コスト増
③ 米国の住宅需要増
①についてですが、木材の先物価格の動向を見てみましょう。
こちらが木座の先物価格のチャートです。
2021年の1月くらいから急激に上昇を続け、5月に最高値を付けた後
価格は急落しています。上記のチャートは5年チャートですが、5月時点では
2020年から過去5年の平均価格の約6倍の価格まで上昇しました。
直近の2021年9月の価格は過去5年の平均価格の2.2倍程度まで
下落したものの、今後の動向は一切不明です。もしかしたら
この価格で上振れしたままの可能性も示唆されている状況です。
ただし、一般的に輸入木材の買い付けは四半期先ごとということから、
「急騰期」を脱した価格水準が国内市場に反映されるのは半年先、
さらにそれ以降となりそうで、国内の木材価格が落ち着くのは2022年春以降になる見通しです。
② のコンテナ化価格についての動向を見てみましょう
こちらはアメリカの運搬コストの推移になります。(その他の国のコストはリンク参照)
2021年の3月までのチャートになりますが、現在も価格は上昇したまま推移しています。
この輸送コストに関しては、木材価格にだけ反映している訳ではなく
例えば、中古車の輸送費等にも関わっているため、現在は中古車の価格が
かなり高騰しているということも聞きます。
木材価格は下がってきているが、輸送コストは以前高騰したままなので
この領域での価格上昇抑制効果はまだまだ見込めない状況です。
③ 米国の住宅着工棟数について
2021年7月の主要10都市平均の指数は前年同月比19.1%と
住宅バブルと言える状況ではあるものの、9月時点では少し
落ち着きを取り戻しつつあるという状況です。
上記3要素を複合的に考えると…
ウッドショックはもう少し落ち着きを取り戻すことはない
と言うのが私の見解です( ノД`)シクシク…
しかし、今はウッドショックでの価格高騰だけですが、
世界的にエネルギー不足によるインフレーションや
カーボンニュートラルによる使用素材の変更による価格高騰など
これからの建築価格は上昇に転じる可能性が非常に高い状態だと思っていますので
是非、今新築を検討している方は早めの建築をAceでお願いしますm(__)m
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