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今更聞けないなんか聞いたことある言葉C値について‥

2021-02-07 今更聞けないなんか聞いたことある言葉C値について‥

C値=気密性能を数値化したもの

 

C値とは住宅における相当隙間面積のことです。

建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、

建物の気密性能の指標として用いられています。


C値の測定は、実際に建てられた建物内で、専門の気密測定試験機を使って行います。

数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。

 

例えば、

延床面積が30坪(約100m2)の場合、C値が5.0なら隙間面積は0.05m2(はがき約3.4枚相当分)、

C値が2.0なら隙間面積は0.02m2(はがき約1.4枚相当分)です。

 

国の基準としては、寒い地域(北海道・東北の一部)では2.0、その他エリアでは5.0とされていましたが、

2009年の改正省エネ法により気密性についてC値が削除されたため現在は基準値が設定されていません。

 

基準が設定されていないが、気密性の低い住宅に起こる弊害はたくさんあります。

①花粉・砂埃等が侵入しやすい(アレルギー等が発生しやすい)

②害虫が侵入しやすい

③遮音性能が低下する(内外の騒音が漏れる)

④内部結露が発生しやすい(木材が腐食し、建物の強度が低下する恐れ)

⑤シロアリ被害が出やすい(内部結露により水分が発生するため)

⑥断熱効果が下がる(エアコン等の効果が低減するため経済的にも負担・隙間風でそもそも寒い)

 

ちなみに、断熱・気密等の先端国の気密値基準はカナダでは0.9以下、スウェーデンでは0.7以下です。

もう一点重要な要素があります、

気密値に関しては同じ工法、部材を使用しても、職人により数値が異なります。(👈ここが重要、後述)

 

 

株式会社Ace施工住宅のC値

 

株式会社Aceでは、気密値を重要視しており、有名地場工務店、

中堅ナショナル系メーカーもしていない、気密値全棟検査を実施しています。

検査は第三者機関である日本住環境に依頼、弊社の平均気密値は寒冷地域である

カナダ・スウェーデンの国が定める気密基準をクリアーする

 

平均0.6㎡/㎥ を達成しています。

(一般的に高気密を謳うならC値1.0を下回ることが望ましいとされています。)

 

多くの会社が気密値の全棟検査を行わない理由として、気密値は同じ部材、

同じ工法で建てられた住宅でも、職人の技術力により変化すると言われているため、

メーカーとしてもC値を保障することができない点と、

高気密と謳ってもC値を表示する義務がないため値の公表に消極的なのです。

 

 

またAceは気密だけではなく、含水率(木材に含まれる水分)についても検査をしています。

含水率の低い木材を使用することにより、木材が乾燥する過程で起こる

ねじれ、反り、収縮仕上げ材の剥離を防止でき、含水率が低い程木材の強度が増すため、

構造上の強度を増すことができます。

 

 

 

 

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